ようこそ。銀河食堂の夜へ。
私は接客担当・看板娘のみーみです。
少し、私たちについての
お話をいたしましょう
まずは、この建物について。
ここはもともと、女将の曾おばあちゃんが生まれた場所でした。
『網谷文蔵』という屋号の廻船問屋から始まったこの場所は、
築140年ほど経っている古い町屋です。
今では”東唐津”という地名になっていますが、昔は満島村と言われていました。
(そのもっと昔は水島とも浮島とも言われていたとか。)
女将の6代前から青木家となったこのお家は、代々信心深く、
日々、子や孫の健康に手を合わせ願い、次の世代の幸せを祈る人ばかりだったそう。
(女将のおばあちゃんの日記にかいてあったの)
そんなおばあちゃんに育てられた女将は、
『100年後を生きるこども達が、
今よりももっとキラキラして生きる力に満ち満ちてほしい。
そしてキラキラ生きていける場所であるために、
本当の意味での持続可能な仕組みを実践する場でありたい。』
と思い、この場所で”銀河食堂の夜”を始めたのでした。
そんなお店には、女将だけじゃなく、
私たちも猫の手を貸しています。
ちょっと心が疲れた時。
これでいいのかと不安になった時。
無性に寂しくなった時。
ゆっくりお話ししたい時。
おばあちゃんの家に帰ってくるように、
どうぞ、帰ってきてください。
いつでも、看板娘がお話お聞きしますよ。
次は、女将の作るごはんについてご紹介します。
女将のご飯は『食べたもので心身は作られる』ということを大事にしています。
- 旬のお野菜をまるごと使う
可能な限り 有機無農薬の元気なお野菜。
炊き立てのツヤツヤご飯をメインに。
良質な調味料でシンプルに味付け。
店内にちりばめられたアート作品も見てみてください。
母の優しい愛があふれ出ている木工作品や、やさしい灯り。
先祖から受け継ぐ、自然を守ろうと心の炎を燃やす木工家具。
イノチを削るように魂を筆にのせる絵画。
五感で感じて
その感じたものを大切にしてほしい
そんな風に女将は思っているのです。
一度使われなくなっていたものが新たな形で癒しを与える作品
他にも、店内に銀河のようにちりばめられた作品たち。
すべてのものごとは巡り巡って
ひとつひとつの小さな幸せを
少しずつ分け合える
そんな場所になるといいなと思っています。
銀河食堂の夜